1.寒さに震えた日々



私が住む東北の地方の冬は雪の量はそれほどでも無いのですが、盆地のため気温が周辺の地域と比べても低くなることが多いです。もちろん冬の暖房は必須ですが、幼少期に住んでいた家は隙間も多く、強い風が吹くたびに仕切り戸がガタガタと鳴り石油ストーブの前で寒さをやり過ごしていたことを思い出します。



2.家を建てる



結婚してからはしばらく賃貸アパートに住んでいたこともありましたが、新築だったもののそこまで暖かさを感じられませんでした。何年かのアパート生活ののち、家を建てる決心をしましたが条件にまず挙げたのは「冬でも電気代を掛けずに暖かく過ごせること」。設計士さんとの約半年に渡る打ち合わせを経て、外周壁の外側と内側のダブル断熱や熱交換換気システムなどを盛り込んだ高気密高断熱の家が完成しました。



3.実際の住み心地は?



家が完成してから10年ほど経っての感想はと言うと、まず冬は今まで住んでいた家とは比べものにならないぐらい暖かくなりました!隙間風などは皆無で冬に寒さで震えることは全くありません。結露も24時間換気システムのおかげでほとんど発生しなくなりました。デメリットとしては、我が家は二階リビングで南西側に位置していることもあり、夏場は暑過ぎることぐらいでしょうか。それでも、冬の寒さが解消されたことを考えると高気密高断熱の家にして良かったと断言できますね。