外壁にも拘った戸建住宅

1.戸建注文住宅の拘りポイント



マイホームを戸建の注文住宅で建てる時、それぞれの拘りポイントを持たれるはずです。その多くは、やはり間取りや水周り設備機器が多いでしょう。

我が家でも、家族の各部屋に対する想いを反映すると共に、その他のポイントとして2つの拘りで建てました。その一つは小さくても花壇を作る事が出来る庭スペースを確保する事で、もう一つが外壁への拘りです。



2.庭スペースへの拘りポイント


小さくても花壇を作る事が出来る庭スペースを設ける事は、私の憧れであり、マンションにはないメリットとして絶対に作りたいと思っていたものです。

園芸は余り費用の掛からない趣味であり、また歳を取っても長く続けられるため、絶対に作りたいと考えていたのです。これは長屋育ちの私の長年の夢だったのです。



3.外壁と屋根に関連する拘りポイント


部屋や庭の拘り以外に、工務店のアドバイスもあり、屋根や外壁にも拘りました。ポイントは、断熱性を上げて夏のエアコン代を削減すると言うものです。

屋根は一般的な軽量の瓦を葺き、塗装は遮熱塗料を塗ってもらいました。また外壁は塗り壁部分とサイディング部分で構成したのですが、塗り壁部分には遮熱塗料を塗り、サイディング部分には金属系サイディングを採用しました。金属サイディングは裏面が断熱材で構成されており、塗り壁に比較して5倍もの断熱効果があるそうで、窯業系のものより割高ですが、その効果を期待して採用しました。

初期投資は少し割高になりますが、何年間も冷房の設定温度を2℃程度高めに設定できるので、投資回収が出来、またエコにも適うと考えたからです。

自分達の趣味趣向に拘りを持つと共に、設計士や工務店のアドバイスを反映した拘りポイントを入れる事も大切だと思います。